mixi内でも触れていた、近鉄線駅名標のヴァリエーションをまとめてみようと思います。
とは言えど広大な近鉄路線のうちの極々一部(具体的には名古屋線系)に偏向しているので、
当然収集できていないヴァージョン、ないし認知すらしていないものもあると思います。
また独自研究である故に間違った記述をしている場合もあるかもしれません。
もしそのような際はトップページのメールフォームから御一報下さい。よろしくお願いします。
なお、まず設置場所別に分類した後、さらに子細に紹介していこうと考えております。
その際の記号及び名称は便宜上勝手につけただけであること、ご承知おき願います。
従前からのタイプ。近鉄の駅名標、と言われて思い浮かぶタイプと言えるかもしれません。
今後は白地のものへの更新が進んでいくと考えられます。
上のような石井ゴシックの物だけでなく、下のように新ゴのものもそれなりに存在します。
A1-1の白地版。
ただし英字を茶帯に表記する関係から若干イメージは異なっています。
またB-1と体裁が同一になります。未撮影。
A1-1にかなを併記したものです。
白地タイプへの移行期のものとみられ、比較的少数のタイプと思われます。
A1-3を白地化。やはり表記は同じでもイメージが若干異なります。
ちなみにB-2と体裁が同一になります。
関西圏ではそれなりに普及しているようですが、名古屋線系では意外と少ないタイプです。
いやいやそんなことなかろう、と思われる方は次項A1-5を参照ください。
前項の種明かしも兼ねて。
けいはんな線開業と時を同じくしてA1-4にマイナーチェンジが図られました。
具体的には、前後駅脇の変形白抜き矢印が一般的な矢印へと変更された点です。
そして、けいはんな線開業後に更新作業の進んだ名古屋線系はこればかりになっています。
同一体裁になるのはB-3、C-3です。
なお,現在の最新型はこの体裁を取り、フォントがイワタUDゴシックのものです。
目下調査中。ほとんど関西圏に存在しています。いずれも未撮影。
体裁的にはA1-1と似た感じになります。
A2-1の白地版です。
体裁的にはA1-2、B-1と似た感じになります。
各停が停車するのみの駅でよく見られるのが壁貼り式で、
待合イスの風雨よけに設置されていることが多い気がします。
体裁がA1-2と同一となります。
併存している所はあるのか定かではありません。
B-1にかなを併記したタイプで、体裁としてはA1-4と同一になります。
A1-4は名古屋線系にいまいち普及していませんが、こちらは比較的よく目にします。
A1-5、C-3と同一体裁になるタイプです。
ちなみに画像はB-2のものが、川越富洲原駅への改称に併せて交換されたものです。
A1-1と並んで近鉄民にはおなじみかもしれません。
自分の行動範囲内では石井ゴシックのものしか見かけませんが、関西圏には新ゴのものも存在するようです。
typeAやtypeBは更新されてもこちらはそのまま…というのもよく見かけます。
A1-4、B-2と同一タイプです。
体裁的には存在してもおかしくないと思うのですが、確認がとれません。
体裁がA1-5、B-3と同一になるタイプです。
近年、全てをこの体裁に統一された所をちらほらと見かけるようになりました。
A1-5でも言及しましたが現在の最新タイプで、フォントがイワタUDゴシックへ変更されています。
勝手な推測ですが、阪神なんば線開通にあわせたマイナーチェンジでしょうか。
余談ながら、近鉄八田駅でこのタイプは現在この1枚だけで他の3枚はC-1のままになっています。