No.1003 : VX07 更新施工
Latest Update: '09.07.16 - 写真を1点追加しました
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はじめに
近鉄5200系5207F(VX07)に対し5200系列では4本目、
また名古屋線所属のVXとしては3本目となる更新施工が行われました。
運行復帰後初めて乗車できたのでレポートします。
概ねこれ以前に施工されたVX01ないしVX03に準じた更新メニューですが、
腰部標識灯は更新されずに従前からのタイプのままとなりました。
一方で、新たにC#5107前面床下へ連結面注意喚起装置が設置されています。
#なお、この装置は'09.07.08現在では使用されていない模様です。
画像一覧
乗務員室扉下に手掛けが設けられ、扉窓も更新されました。
見づらいですが妻面にはガードスクリーンが設置されています。
また、連結部注意喚起装置がC#5107前面床下に新設されています。
なお今更新に併せてVVVFステッカーが剥がされました。
Photo:近鉄名古屋駅 @ '09.07.08
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Photo:近鉄名古屋駅 @ '09.07.12
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座席周りはVX01、VX03と同様の見付です。
出入口脇には手すりが増設されました。
Photo:unknown @ '09.07.08
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Photo:unknown @ '09.07.08
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また、客扉鴨居部にはLEDフリーパターン式表示機が千鳥配置されています。
Photo:伊勢朝日駅 - 川越富洲原駅 @ '09.07.08
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中間車は座席を撤去の上、車椅子スペースを新設しています。
先頭車の車椅子スペースは従来通り運転席背後です。
壁面赤茶色の装置は車内通報装置で、
通話可能タイプに更新され、同様の装置が運転席背後にも増設されました。
Photo:近鉄八田駅 - 伏屋駅 @ '09.07.08
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Photo:unknown @ '09.07.08
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Photo:unknown @ '09.07.08
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ATSも更新に合わせて新型ATS(ATS-SP型)となっています。
ATS論理装置もこれに合わせ変更されています。
Photo:unknown @ '09.07.08
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Photo:unknown @ '09.07.08
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その他乗務員室内です。
運転台の種別設定機が更新されました。
Photo:unknown @ '09.07.08
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車掌側は着席防止用の丸パイプ設置、行先表示設定機の更新などが目につきます。
非常弁は連結時閉塞できるように変更されました。また側面扉窓は施錠可能になりました。
客室仕切りの白い釦は"扉予告"釦で今回新設されています。
Photo:unknown @ '09.07.08
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Photo:unknown @ '09.07.08
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Photo:益生駅 - 桑名駅 @ '09.07.08
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乗務員室内の車番です。
近年の車両に共通な金属板にヘルベチカ体でレタリングされたものです。
Photo:桑名駅 @ '09.07.08
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VX07 更新内容一覧
外装関連
- 妻面にガードスクリーン(棒タイプ)を新設
- 乗務員室扉左下に手掛け新設
- 名古屋方先頭車の前面床下に,連結面注意喚起装置を新設
内装関連
- 内装材およびシートモケット張替え
- 出入口脇に手すり増設
- 客扉鴨居部にLED式案内表示機を千鳥配置
- 補助座席を撤去,出入台仕切り兼用であった箇所には仕切り板新設
- 小テーブル撤去
- 中間車中川方2位側の妻面座席4脚を撤去し,車椅子スペース新設
- 化粧室の便器を洋式に変更
運転/保安関連
- 新型ATS装置およびデッドマン装置を新設
- 車内通報装置の更新,増設
- 種別設定機更新
- 行先表示設定機更新
- "扉予告"釦を乗務員室に新設
- 乗務員室扉窓を更新,窓施錠装置を新設
- 乗務員室車掌台に着席防止パイプ設置
- 乗務員室内の非常弁を閉塞可能な構造に変更