Photo: 国道1号線(北勢バイパス) @ '10.03.22
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国道1号線北勢バイパスは、四日市市内の国道1号線および国道23号線の交通分散を目的に、
'99年度から順次着工、開通が進むバイパスです。
このうち'10年3月28日に、"みえ朝日IC"-"市道大矢知富田線"(通称: あさけ通り)間と、
"主要地方道上海老茂福線"(旧 富田山城有料道路)-"市道垂坂1号線"(新設)間で、
本線と側道が一部開通となります。
それにあわせて、3月22日に一部本線が一般公開されました。
今回はその模様(+α)をレポートします。
Photo: 国道1号線(北勢バイパス) @ '10.03.22
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今回公開されたのは"川北"-"久留倍(くるべ)"間で、
広永工業団地へと抜ける県道66号線(四日市朝日線)から、三岐鉄道線をオーバーパスし、
今回の部分開通終点の一つとなる大矢知富田線直上を経て、久留倍遺跡周辺まで歩くことができました。
なお、本線のほかに三岐鉄道線をオーバーパスする側道も設けられていますが、今回は公開されませんでした。
Photo: 国道1号線(北勢バイパス) @ '10.03.22
"川北出入口"から本線を望む。
撮影した道路は県道66号線へと降りるもので、広永工業団地へのアクセス道路を担います。
Photo: 国道1号線(北勢バイパス) @ '10.03.22
カーブ・高低差の目立つ本線。
今回公開された本線は開通区間外のため、ライン引き等一部工事は未施工となっています。
Photo: 国道1号線(北勢バイパス) @ '10.03.22
Photo: 国道1号線(北勢バイパス) @ '10.03.22
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Photo: 国道1号線(北勢バイパス) @ '10.03.22
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390kp付近で県道26号線(主要地方道四日市多度線、通称: 八風街道)をオーバークロスします。
高架下の銀色のワゴン車が走っているのが八風街道で、横の高架道路は三岐鉄道線をオーバークロスする側道です。
Photo: 国道1号線(北勢バイパス) @ '10.03.22八風街道を過ぎると三岐鉄道線をオーバークロスします。右上に先ほどの高架道路が写っています。
着工前の調査において発見・発掘された遺跡で、奈良時代ごろに郡役所が設けられていたとされます。
その歴史的価値からこの北勢バイパスの計画も見直され、遺跡部分を高架道路とする変更が行われています。
Photo: 国道1号線(北勢バイパス) @ '10.03.22
Photo: 国道1号線(北勢バイパス) @ '10.03.22
また"日本書紀"や"続日本紀"にはこの付近に関する記述がみられ、
"続日本紀"では聖武天皇が行幸時に立ち寄ったとも言われています。
(近辺でも聖武天皇行幸時の史跡、挿話などが見られます)
Photo: 国道1号線(北勢バイパス) @ '10.03.22これにあわせ、本線上で市教育委員会担当者による解説が行われました。
解説時に用いられたパネルです。
Photo: 国道1号線(北勢バイパス) @ '10.03.22
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Photo: 国道1号線(北勢バイパス) @ '10.03.22
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