17-35mm F2.8-4 EX ASPHERICAL HSMの後継レンズで、キヤノン用は'04年1月発売。
レンズ構成が新規設計され、最短撮影距離も50cmから27cmに短縮されています。
また、デジタルカメラに対応したコーティングの変更も施されています。
キヤノン、ニコン、シグマ用はHSMを採用、距離窓が設けられ全長も短くなっています。
なお、これらHSM搭載モデルではフルタイムMFが可能となっています。
'10年12月に中古購入。
将来のデジタル化も考慮して…などと言いつつ、それがいつになるかは目下未定。
製品名が長い…。
シグマレンズを評する際によく用いられる、バリッとした解像感を感じます。
広角側、望遠側共に開放から1段程度絞れば安心できる仕上がり。
一方で、アンバー系に寄った色の出方をする傾向があります。
超広角レンズながら歪曲は低く、建造物等を撮影しても気になりませんが、
コントラストの高い状況では周辺部に若干の色づきがみられます。
筐体の触感塗装はさわり心地が良いものの、キズや汚れが付きそうで取扱に気を使います。
それ以外はリングの太さやトルクも丁度良く、扱いやすいです。
なお、EFレンズとはズームリングの回転が逆で、フォーカスリングは正方向です。
シグマのレンズはモデルによって回転方向が異なっていたりするので、要注意ですね。